路上生活者を支援する小さな 市民団体「(湘南)あすなろ会」の活動を紹介するブログです。


by syonan-asnr-0906

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無縁社会


自殺率が先進国の中でワースト2位の日本。NHKが全国の自治体に調
査したところ、ここ数年「身元不明の自殺と見られる死者」や「行き倒れ
死」など国の統計上ではカテゴライズされない「新たな死」が急増している
ことがわかってきた。
なぜ誰にも知られず、引き取り手もないまま亡くなっ
ていく人が増えているのか…
《NHKスペシャル「無縁社会」(番組のホームページ)から一部引用》

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東京台場、東京湾岸署に身元不明の水死体が発見されたという連絡が
あった。この日60代の男性が水死体となっていた。
都市部で急成長している「特殊清掃業者」、家族の引き取り手がない部
屋の住人のいなくなったところを掃除する。遺骨は無援墓地に送られる。
自治体は持ち込まれる遺骨の対応に追われる。
「無縁死」と呼ばれるこの現象を全国1783全ての自治体に聞き取り調査
した。その結果おととし(注a)1年間で32000人(注b)もの件数があった。
特に単身生活者に目立つ現象だった。
社会とのつながりが無くなり、孤独に死を迎える…
《50代オヤジの独言(番組のメモを記したブログ)から一部引用》

(注a) 2008年。
(注b) 「無縁死」32000人の内、「行旅死亡人(こうりょしぼうにん)(注c)」
 は、1000人。
(注c) 飢え、寒さ、病気、もしくは自殺や他殺と推定される原因で、本人
 の氏名または本籍地・住所などが判明せず、かつ遺体の引き取り手が
 存在しない死者を指すもので、行き倒れている人の身分を表す法律上
 の呼称でもある。《Wikipediaから一部引用》

見損なった番組です。
社会とのつながりが無くなり、孤独に死を迎える…「無縁死」が32000人、
その同じ2008年に、これとは別に、ほぼ同数の32000人が自ら命を絶って
「自殺(注d)」しています。
無縁死と自殺、勿論異なるものですが、仮に合算すると実に64000人。
1日当り175人強、1時間当り7人強です。
どう考えても、現代日本は健全な社会とは言い得ないでしょう。

(注d) 1998年から急増し、以降毎年30000人以上が自殺しています。



これは決して他人事ではありません、地元でも…、
中央公園のベンチ周辺で寝泊りしていたホームレスの方が、つい先頃(2月
15日)、朝倒れているところを発見され、救急車で病院に運ばれましたが、
間もなく亡くなられたと聞きました。
如何なる経緯や個人的事情があったにしても、この寒空の下での野宿が
体力を奪い、命を縮めたことは間違いがないと思います。

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そんな彼を救えなかった社会の一員として、そっと手を合わせてきました。
あの場所から西南を見ると市役所が大きく見えるのです…。

【文責MO】
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by syonan-asnr-0906 | 2010-02-24 14:24 | 社会の動き

会報第4号です。


会報第4号です。
画像をクリックしていただくと大きな画像になります、ご覧になって下さい。
(紙に印刷して配布する際には、裏表印刷して二つ折りにします)

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【文責ASNR】
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by syonan-asnr-0906 | 2010-02-05 09:03 | 湘南ホームレス便り

先頃「ビッグイシュー東京パーティ」という交流会がありました。
その席上で理事長の佐野章二さんが行われたご挨拶から、その一部を
引用してご紹介します。

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                 (冬の貴婦人タゲリ)

(前略)
 2008年秋の世界金融危機に端を発する不況や社会不安の広がりは、
人々を不安のどん底におとしいれました。現実にも非正規雇用労働者の
雇い止めなどによって、30代までの若い人、シングルマザーなど片親の人、
子どもなど日本社会の未来をになう人々の多くが困窮状態に陥り、なか
には路上に出ざるを得ない人も現れています。

 ビッグイシューにあっても、昨年登録した198名のうち、約3割が30代ま
での若い人で、かつての3倍に増えています。このような中で、路上に出た
若いホームレスの人のために「路上脱出ガイド」をつくる一方、若者ホー
ムレス調査を行いました。ガイドは東京13500冊、大阪6500冊、計2万冊
を配布し、今年は札幌、福岡など全国各地でも作成、配布します。若者
ホームレスのヒアリング調査は、今年も続行し、秋には、ひろく社会にその
生活状況の実態を知らせ、彼らの自立支援方策を提言していくことにして
います。
 そして、この6年余の間、371万冊の雑誌を売り、販売者に4億8010万円
の収入を提供しました。また、1024人が販売者に登録し、いま、全国で
154人が販売し、102人が自立し卒業していきました。


 まだまだ、ささやかな仕事ですが、私たちの試みを通して、将来の日本
をになう若者の自立に寄与し、やり直しのきく、もう少し居心地よい社会の
形成に貢献できればと願っています。
(後略)

     ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*


(上記の記事と以下の写真は関係がありません)
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冬の毎週水曜日、大阪釜ヶ崎では路上のホームレスに寝袋を無料で
手渡す人たちがいます。市民団体「ろくな者じゃの会」の人たちです。
「元ホームレスのピアニスト」合田さんも2年前から加わっています。

【文責MO】
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by syonan-asnr-0906 | 2010-02-02 12:05 | ビッグイシュー販売